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監修:帝京大学医学部皮膚科学講座 主任教授 多田 弥生 先生

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自分の症状を知ろう

  • まずは自分の症状を知り、放置しないことが大切です。
  • 症状が悪化するポイントを押さえ、暮らしの中で注意しましょう。

自分の症状を知ろう

自分の症状を知ろう

乾癬は、皮疹の出現後そのまま放置していると、悪化して症状が全身に及ぶ恐れがあります。そのため、皮膚症状が現れたら速やかに皮膚科を受診して診断を受けることが大切です。

乾癬は、医師による問診、視診、触診で診断されますが、他の皮膚疾患と区別が付きにくいことがあります。その場合には皮膚の一部を切り取って状態を調べる病理検査が行われ、乾癬特有の所見が発見されると診断が付きます。乾癬にはいくつかの種類がありますが、皮膚症状の臨床・病理組織診断によって判断され、それぞれの病型に応じた治療法が選択されます。医師と患者双方が乾癬の状態や病型を把握することは、適切な治療と重症化を防ぐことにも繋がります。

自分の症状が悪化するポイントを知る

乾癬の悪化を防ぐには病院で適切な治療を続けることはもちろん、日常生活のケアも重要です。乾癬の悪化には次のような要因が考えられていますが、具体的なポイントは人それぞれで異なります。自分がどういう時に症状が出やすいのかをよく把握し、悪化を防ぎましょう。

感染症・外傷

風邪や扁桃へんとう炎などの感染症は乾癬を悪化させることがあります。また正常な肌に刺激が加わると皮疹が発生することもあり、これをケブネル現象と言います。掻き傷や切り傷、虫刺され、やけどなども皮疹を誘発します。

乾燥

乾癬は、紫外線の多い夏に軽快して冬に悪化するケースが多いですが、これは紫外線の量だけでなく、冬では空気が乾燥するためだと考えられています。皮膚が乾燥してきたら保湿剤などでケアするようにしましょう。

高カロリーな食事・飲酒

脂肪分の多い肉類など高カロリーな食事は乾癬を悪化させると言われています。バランスの良い食事を心がけ暴飲暴食をしないようにしましょう。お酒を飲むとかゆみが増すこともあります。

喫煙

タバコは乾癬の悪化の原因になると言われています。禁煙を心がけましょう。

ストレス

ストレスは乾癬の発症や悪化の原因だと考えられています。自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

長時間・熱いお湯への入浴

長時間の入浴や熱いお湯への入浴は乾癬を悪化させる要因になります。入浴は皮膚を清潔に保ち精神的にもリラックスできるため大切です。熱いお湯や長時間のお風呂は、かゆみを増し、乾癬を悪化させることがあります。シャワーやお湯の温度設定はぬるめにして、長湯にならないようにしましょう。

乾癬と上手に付き合うには

乾癬は、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な疾患です。長期の治療と外見的な特徴から精神的な負担を抱える患者さんが多いですが、ストレスは症状を悪化させる要因にもなります。できるだけストレスを溜めずに根気よく治療を続けるようにしましょう。

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