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患者さんの声

T.Y.さん(40代)

乾癬で困ったこと

誤解され、敬遠される。つらい思いをすることもありました。

T.Y.さん、乾癬で困ったこと

病院で処方された塗り薬を使うのは、正直に言うと面倒なんです。日常生活のなかで、新しい習慣を加えることはそう簡単ではない。ましてや、自分の身体のことなんて、とつい後回しにしてしまうものです。薬を塗るのを怠っていると、皮疹がだんだん広がっていきました。スーツで隠せないくらい患部が目立つ。爪がボロボロと崩れていく。仕事でお客さまに会う度に、自分の症状を説明しなければなりませんでした。体温は高くなるし、皮疹もひどくなる。仕事に支障が出始めると、それがストレスになり症状がひどくなる。まさに悪循環でした。

そうは言っても、乾癬のことを知る人はほとんどゼロに近い。「担当者を変えてほしい」と会社を通して宣告されたこともありました。ショックでしたね。その言葉を聞いた時の哀しさを思い出すと、今でも胸が締めつけられるようです。

周囲との関係も変化します。発症当時は「一緒に治そう」と言ってくれていたパートナーとは、時間が経つにつれて会話が少なくなり、互いに別々の道を歩むことを選びました。身内でさえこうなってしまうのだから、他人だとなおさらだろう。無意識に拒否反応が出てしまうものだと理解はしていても、寂しさはずっと胸に残っていましたね。

乾癬治療と向き合う

寛解は、長年の悲願が叶った瞬間でもありました。

T.Y.さん、乾癬治療と向き合う

業務が比較的緩やかになると、症状は自然と収まっていきました。約9ヵ月、塗り薬だけで通院が不要となりました。ストレスが大きな要因となっていると、この時実感しました。

初めて飲み薬を服用したのは2008年です。一時的に改善がみられましたが、1年半ほどで効かなくなり、その後、先生から飲み薬以外の治療の提案をいただきました。

治療のカギは治療にかかる製剤の価格です。診察費などを含めると、一般の人にとっては簡単な金額ではありません。私はボーナスが出たその当日に先生に電話して「今から薬を打ってください」とお願いしました。それから通院して投薬。自分への投資だと考えていたので、後悔はまったくありませんでした。

治療の選択肢が広がることで、「治らない」と診断された場合でも、次の一手を打つことができるんです。

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